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販売商品

将棋盤、碁盤、将棋駒、棋具一式を匠の技でお届けします。

天童佐藤敬商店のホームページへようこそ。先代、初代光匠の伝統的手法を受け継ぎつつより良い”もの”を。二代目光匠、清風、光花を三本の柱に関連商品にも細かい心配りで”匠の心”を皆様方へお届けします。初心者向けの駒から高級盛揚駒まで多数ご用意しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。


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店舗案内


将棋駒の天童佐藤敬商店


〒994-0046 山形県天童市田鶴町1丁目7-17
TEL.023-654-6661
https://tendo-shogi.com/
WEBショップ http://shogi-koma.jp/


営業時間/平日 am8:00~pm6:00)

休業日/日曜日・祭日
※事前にご連絡いただければ随時開店致します

備考/駐車場4台完備



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将棋駒について

将棋の歴史

我が国の将棋には大将棋、中将棋、小将棋があったと言われその起源は不明であるが、吉備真備が唐から持って帰ったという伝説があるから、平安の初期頃に支那から伝来したものらしい。その頃の将棋は、大将棋で二百二十五目あったそうです。室町時代に入って中将棋が流行しました。同時代の末になって今の八十一目盤の将棋が作り出されて江戸時代にはすでに盛んだったと言われています。江戸時代に入って幕府には将棋所が設けられ本因坊算沙と大橋宗桂があったが、宗桂を初代として家元が代々将軍家に奉仕したとあります。軍学を談ずる際に余興的に用いたと言われて居ります。

天童の将棋駒

江戸時代末になってくると、いよいよ武士の生活が苦しくなってまいりましたが、名将織田信長の後えい織田信学(天童城藩主)の家臣とても諸藩同様救済策を考えねばならなかった。その頃の家老で桂太郎と交友があり、後に勤王の志士として知られた吉田大八先生が士族の生活を救わんが為、将棋駒製造の職に従わせました。「将棋は戦闘をねる競技であるから武士の面目を傷つける様な内職ではない」と奨励しました。大八の家には、その使用法が明和時代より伝わって居りましたので、用人野呂武太夫と相談して下役の菅井大右エ門や丸山清兵衛を監督として、将棋の製造を知っている米沢藩の大岡力次郎、河野道介を招いて始められた。これが天童駒の始めと言われています。天童駒の特長は草書の字体であるが、スタンプ゚駒や、彫駒に押されて伝統の草書が影をひそめて行くのが残念である。

将棋製造と種類

将棋駒にはスタンプ駒と書駒、彫駒の三種類がある。スタンプ駒は昭和の始め頃から流行したもので、駒木地にスタンプを押したものである。書駒は漆(うるし)を用いて書き、古くから天童の伝統とする所であるが、伝統の草書より今はほとんどが楷書体である。この字を書くには黒うるしと朱うるしを用い、裏を朱に書いたものを源平駒という。彫駒は大正の初期天童の武内七三郎氏が東京で奥野一香から技術を学び、帰郷後、天童で製造したのがはじまりで、その後、印章師だった三河金光翁などが彫駒に転向、武内、三河両氏によって天童の彫駒が伝えられた。彫駒は、上彫・中彫・並彫・黒彫など文字によって分けられ、古くから伝えられた銘駒の書体には錦旗・水無瀬・金竜・棋州・清安・菱湖などあるが、その中でも錦旗は後水尾天皇の御宸筆といわれ、品格のある書体として広く愛用されている。木地材は安いものはホの木を用い、上に行くに従ってイタヤ・ハビロ・マキ・ツゲなど用いているが、高級品となるとツゲの材料から柾目などを特に選別し、彫埋め、盛り上げなどの上駒がつくられる。

左馬(ひだりうま)の由来

これといった根拠はないが、昔から福を招くめでたいもの、商売繁昌の守り駒として人気があり、近年は競馬愛好者の間に静かなブームをまきおこしている。(その1)馬の字が逆に書かれていることから、ウマの逆はマウ(舞う)であり、古来舞いはめでたい席で催されることから、縁起のよい招福の駒である。(その2)左馬の下の部分がよく締まって、入ったお金が散逸しないことから、福のシンボルである。(その3)普通、馬は人に引かれるものであるが、逆に馬に人が引かれて入ってくるというので、客商売にとっては千客萬来の招福駒である。(その4)馬は元来左から乗るものであるということから、左馬は乗馬のシンボルとするもので、これを持つ者は競馬に強いという。(山形県天童市役所観光物産課 謹書)

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将棋駒・盤のお手入れ方法

当店で駒をご購入頂きましたお客様、または、既に駒をお持ちの皆様、 基本的な棋具のお手入れ方法を紹介致しますので、是非、参考にして下さい。

●棋具の手入れ法
対局の前には、きれいに手を洗ってから座についてください。対局後は盤・駒・駒台を布で乾拭きのうえ、収納して下さい。

●将棋盤のお手入れ法
※盤は、蝋引きで仕上げをしております。乾燥させた材料でも、木は生き物ですので乾燥や湿気により割れ、ヒビを防ぐ為に、昔からの処方で対処しております。
●新しくご購入された盤は、柔らかい布(綿類)で、お拭き下さい。
●盤を保護する為、全面に、蝋引きしてありますので、ベタベタして、気になる時は、天面だけ布で拭きとって下さい。
●汚れがひどい時は、椿油(植物性油)を、少量つけて拭き取って下さい。
●盤の保管は温度、湿度、の変化が少なく、直射日光や風通うの良い場所は、お避け下さい。
●万一、割れ、ヒビが生じた時は、溶かした蝋を詰めて、セロテープを貼っておきます。
●盤に、直射日光、風、ストーブの熱、エアコンの風等のあたる場所での対局・保管はお避け下さい。
●その他、桐蓋、駒箱、駒台、などの棋具は、乾拭き程度のお手入れでかまいません。

●駒のお手入れ法
●普段は柔らかな布(綿類)で乾拭き程度で、対局時の手油や日焼けで、駒色が段々変化するのが最上です。
●汚れのひどい時は、椿油(植物油)で少量布にしみ込ませふき取り研いて下さい。
●彫埋、盛揚の駒は、特に椿油(植物油)を付け過ぎにはご注意下さい。
※椿油のつけすぎには十分注意して下さい。
おおよそ柔らかい布に1~2滴をつけるだけで全ての駒を磨くことができます。年に1・2回程度でOKです。油をつけすぎてしまいますとベタベタになってしまいます。 くれぐれもつけ過ぎには注意して下さい。


上記をご参考にマメに将棋盤・駒のお手入れして下さい。お手入れをマメにしていれば、月日が経つごとに木目に味わい、貫禄が出てきます。


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